
中国新興スマホメーカーRealme、インド市場を攻略
中国のRealmeは、世界で最も急速に成長している主要スマートフォン市場で、首位のXiaomiとSamsungに迫っている。
(ブルームバーグ) -- 世界的なチップ不足で多くのスマホメーカーが発売延期を余儀なくされた昨年、中国の新興ブランド「Realme」はインドで奇策に打って出た。クアルコムなど世界大手のプロセッサが不足する中、Realmeは比較的無名の上海メーカーからプロセッサを購入し、新しい携帯電話機を作り続けられるようにすることにした。
この動きが功を奏し、創業4年目の新参者が売り上げを伸ばし、約6億人のスマートフォンユーザーを抱える急成長市場で第3位の座を占めるに至ったのだ。最新四半期にインドでより多くの端末を販売したのはサムスン電子とシャオミだけで、Realmeが迫っている。