日中の経済関係が安全保障上の問題でますます損なわれている
2022年9月20日(火)、米国ニューヨークで開催された国連総会(UNGA)で演説する岸田文雄首相(日本)。Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

日中の経済関係が安全保障上の問題でますます損なわれている

エコノミスト(英国)
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東京・上野動物園のパンダの赤ちゃん、シャオシャオとレイレイには、重厚な外交の系譜がある。彼らの前身であるカンカンとランランは、1972年、かつての敵対国であった中国との国交正常化を記念して、中国の統治者から日本に贈られた。当時、動物園の緑豊かな敷地には、彼らを見るための行列が1キロメートルも続いていた。

それ以来、アジアの2つの経済大国の関係は、ある面では幸福な共生関係にある。日本の援助と投資が中国の近代化を助け、中国市場の拡大が日本の成長を促した。昨年、中国は日本の最大の貿易相手国であり、日本は中国の第二の貿易相手国として、二国間貿易額は3,910億ドルという10年ぶりの高水準に達した。しかし、尖閣諸島や釣魚島、台湾の地位、日本の戦時中の侵略の記憶など、半世紀前の関係をいまだに緊張させる領土や歴史に関する意見の相違は解決されていない。そして、中国の習近平国家主席のもとで、この問題はさらに悪化している。

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