米国の制裁下でファーウェイは成功できるのか?
2019年5月24日(金)、中国・深センの同社本社でインタビューに応じるファーウェイ・テクノロジー社の創業者で最高経営責任者の任正非(Ren Zhengfei)。Qilai Shen/Bloomberg

米国の制裁下でファーウェイは成功できるのか?

エコノミスト(英国)
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ファーウェイはかつて、止められない存在に見えた。1987年に中国南部の深セン市のアパートで電話交換機を売り始めた中国のテクノロジー企業は、2012年にスウェーデンのエリクソンを抜いて世界最大の通信機器メーカーとなった。2020年にはエリクソンとノキア(フィンランド)の2大ライバルに匹敵する30%の市場シェアを獲得した。また、同年にはサムスンを抜いてスマートフォンの最大手メーカーとなった。また、急成長しているソフトウェアやクラウドコンピューティングの事業は、アメリカのIBMやオラクルと競合し始めている。

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