三宅一生は全く新しい方法で服を見ていた
三宅一生。出典:株式会社三宅デザイン事務所

三宅一生は全く新しい方法で服を見ていた

エコノミスト(英国)
“The

2016年、一人の老女が三宅一生に一枚の和紙を送った。それは、日本の北部に位置する宮城県白石市で、雁皮(がんぴ)または楮(こうぞ)の内皮から彼女が手作業で作ったものだった。和紙の繊維は、水に浸して天日で乾かすと、木材パルプよりも丈夫になる。和紙は千年もの間、普段着や玩具、法衣などに使われ、かつては白石にも数十軒の工場があったが、今ではこの女性だけが担い手である。彼女は日本で最も有名なデザイナーが自分の資料のために見本を欲しがるかもしれないと考えた。

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