欧米はいかにして経済成長に愛想を尽かしたか
2022年12月14日(水)、フランス・パリのユーロネクストNV証券取引所のロビーに表示された株価情報。Photographer: Nathan Laine/Bloomberg.

欧米はいかにして経済成長に愛想を尽かしたか

エコノミスト(英国)
“The

今年は西側諸国にとって良い年であった。同盟国はロシアの侵略に対抗するために統一戦線を張り、観測筋を驚かせた。権威主義的な中国が毛沢東主席以来の低成長に苦しむ中、アメリカ経済は轟音を響かせている。2016年にブレグジットとドナルド・トランプの当選で始まった豊かな国々でのポピュリズムの波が、まるで頂点に達したかのように見える。

しかし、世界の注目から離れたところで、豊かな民主主義諸国は、経済成長の弱さという深遠でゆっくりと燃え上がる問題に直面している。19年の1年間で、先進国のGDPは2%未満しか成長しなかった。高頻度測定によれば、生活水準向上の究極の源泉である豊かな世界の生産性はせいぜい停滞し、低下している可能性がある。公式予測によれば、2027年までに富裕国の中央値における一人当たりのGDP成長率は年率1.5%未満になるという。カナダやスイスのように、ゼロに近い数字になる国もある。

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