346%のクレカ金利がブラジル経済を圧迫

平均346%のクレジットカード金利がブラジル経済を圧迫している。ブラジル人は収入の半分以上を借金の支払いに費やしている中、積極的な利上げキャンペーンが消費を直撃し、成長を阻害している。

ブルームバーグ

クラウディア・ヨシナガ教授は、サンパウロにあるゲトゥリオ・ヴァルガス財団の留学生に、ブラジルのクレジットカード発行会社が未払い残高に課す平均金利を推測するよう依頼した。そして「高めに当ててください」と指示した。「彼らの予想では50%だった」と彼女は言う。

正解は年率346.3%。「アメリカ、ベルギー、アフリカから来た学生もいて、彼らには信じられないようなことだ」とヨシナガは言う。

パンデミック時に借金をしたブラジル人は、2桁のインフレを抑えるために中央銀行が行っているキャンペーンの犠牲になっている。米国や欧州の政策立案者が逡巡している間に、ラテンアメリカ最大の経済大国の金融当局は、1990年代初頭まで続いたハイパーインフレの記憶に突き動かされ、物価上昇に素早く対応したのである。

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