決算公告をブログでやってみた。4期(22年3月〜23年2月)
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決算公告をブログでやってみた。4期(22年3月〜23年2月)

弊社の4期(22年3月〜23年2月)決算の広告をブログでやってみます。弊社は毎年、「freee決算公告」で決算内容を開示していますが、誰も見ていないようなので、昨年からブログを書いています。

吉田拓史

弊社の4期(22年3月〜23年2月)決算の公告をブログでやってみます。弊社は毎年、「freee決算公告」で決算内容を開示していますが、誰も見ていないようなので、昨年からブログを書いています。

  • 売上高:724,592円
  • 営業損益:△15,392,646円
  • 当期純利益:△15,572,560円

経営状況については、数億円を投じて事業拡大すべきタイミングにあるということです。市場と製品の適合性の検証は私がまだサラリーマンの段階だった2016年にすでに一定のレベルにあったと思います。それから7年(!)の歩みを経た今、十分に様々なメトリクスや得られた洞察のバックボーンを持っているでしょう。以下のブログやプレゼン資料、事業計画書に詳しいです。

【株主・ユーザーへの手紙】個人投資家の出資で会社休眠を回避しました。むしろ1口50万円のエンジェル投資を募集します
弊社は4月に休眠する可能性があるとお伝えしましたが、個人投資家の250万円の出資により少なくとも7月まで存続することになりました。さらに350万円調達できれば、黒字化できると想定しています。個人投資家の方、弊社への1口50万円の投資はいかがでしょうか?

一方で、資金調達環境は今後も努力が必要だと言えるでしょう。直近ではシリコンバレーバンク(SVB)が破綻し、金融不安の真っ只中にいます。これらの外部環境は日本の金融機関へのインパクトは薄いと言われていますが、規模の小さい日本のスタートアップ市場が動揺するには十分かもしれません。日本のベンチャー投資のサイズは米国の1%以下、インドの10%以下、東南アジアと南米の6分の1以下と推定されています。

それでも、この会社は現存する日本のどのニュースサイトとニュースプラットフォームと比較しても、品質と効率性の面で圧倒しています。後はエンジンに燃料を与え、次世代のAIニュースアプリケーションを構築するだけなのです。

最悪のケースへ言及もしておきましょう。2月末時点で現金が447万円あり、追加の資金調達がないシナリオでは、7月か8月あたりに会社を休眠させる予定です。この場合、100万円程度を会社に残し、休眠時の経費・納税に充てることになるでしょう。

私としては、これはずっとうまくいっているし、お金があればもっとうまくいくと確信しています。貴重な体験をする機会を与えてくれているステークホルダーに感謝します。

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