先進国の住宅危機はまだ終わっていない
Photo by Daniel Brubaker 

先進国の住宅危機はまだ終わっていない

エコノミスト(英国)
“The

2007年から2009年にかけての世界的な金融危機後の長いブームでは、住宅価格の上昇が止まらないかのように思われた時期もあった。超低金利と供給不足による物件獲得競争の激化で、販売額は急増した。

しかし、現在では状況は大きく異なっている。米国からニュージーランドまで、豊かな世界の国々では、中央銀行が過去40年間で最も急激な金融引き締めに乗り出したため、販売が激減している。多くの市場では、少なくとも住宅所有者の観点から、価格も誤った方向に向かっている。

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