印億万長者アダニ 、多重債務解消のため50億ドルの資金調達を検討中
ゴータム・アダニ。Photographer: Edwin Koo/Bloomberg

印億万長者アダニ 、多重債務解消のため50億ドルの資金調達を検討中

インドの大富豪ゴータム・アダニは、レバレッジを引き下げるために広大な事業帝国全体で約50億ドルの株式を調達するため、政府系ファンドを口説こうとしていると、関係者が語った。

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(ブルームバーグ) -- インドの大富豪ゴータム・アダニは、レバレッジを引き下げるために広大な事業帝国全体で約50億ドルの株式を調達するため、政府系ファンドを口説こうとしていると、関係者が語った。

アジアで最も裕福な人物が所有する会社のネットワークは、投資についてムバダラ・インベストメントやアブダビ投資庁などの企業の幹部に接触していると、関係者は語った。アダニのグループは、カタールやサウジアラビアの政府系ファンドや、カナダ年金基金投資委員会などの年金基金にも個別にアプローチしているという。

また、アブダビのシェイク・タフヌーン・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン氏(ロイヤルグループと政府系ファンドADQを監督する人物)に関連する企業からの関心も集めているという。インドのグループは、100億ドル規模の資金調達について議論していると、関係者の一人は述べた。

ブルームバーグ・ニュースが22日に報じたところによると、旗艦企業のアダニ・エンタープライゼズは、早ければ来年、約18億ドルから24億ドルの新株発行を検討しているという。50億ドルから100億ドルの目標には、アダニ・エンタープライゼズの新株発行ので調達した資金が含まれる可能性があると、関係者の1人は述べた。

アダニ・エンタープライゼズは、11月25日に取締役会を開催し、資金調達について協議する予定であると、火曜日の取引所への提出書類で述べている。

審議は継続中で、最終的な決定は下していない、と関係者は述べた。

株式資金調達計画は、アダニ・グループが体系的な資本管理プログラムと呼ぶものの一部で、2019年から実施されており、その下でカタール投資庁とアブダビに本拠を置くインターナショナル・ホールディング・カンパニーがインドのグループに過去に投資している。資金調達はアダニ・エンタープライゼズから開始され、同グループの負債調達計画とは別であると、関係者の1人は述べている。

アダニグループ、ADIA、ADQ、CPPIB、ムバダラ、QIAの代表者はコメントを拒否した。ロイヤル・グループとサウジアラビアのPIFの広報担当者は、コメントを求めたがすぐには応じなかった。

銀行家は、グループの負債比率を改善するために、これだけの株式を調達するように促したと、2人の関係者は述べている。また、この発行により各社の株式の流動性が高まり、港湾から電力までの複合企業に対する最も頻繁な批判のうちの2つに対処することになる。調査会社のCreditSightsは、9月にアダニ・グループのレバレッジが「高い」ことを指摘していた。アダニ・グループはこの報告書に対して、同社のレバレッジ比率を「健全なもの」であると反論していた。

アダニの潜在的な動きは、コングロマリットであるリライアンス・インダストリーズの一部門の株式を売却することによって、グローバル投資家から2020年に270億ドル以上を調達した同じインドの億万長者ムケシュ・アンバニによる動きを繁栄している。

-- Nicolas Parasie, Ben Bartenstein.の協力を得ています。

P R Sanjai、Baiju Kalesh、Dinesh Nair、Manuel Baigorri. Billionaire Gautam Adani Weighs $5 Billion Equity Fundraise to Help Deleverage

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翻訳:吉田拓史、株式会社アクシオンテクノロジーズ