中国の不動産市場の崩壊は政府の信頼を失墜させている
2021年1月6日木曜日、中国・北京にある中国長安集団の開発物件の販売所の外にある看板。Photographer: Andrea Verdelli/Bloomberg

中国の不動産市場の崩壊は政府の信頼を失墜させている

エコノミスト(英国)
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洛陽と鄭州を結ぶ120kmの列車の旅は、経済の停滞と壊れた夢のショーケースである。車窓から見えるのは、1時間ほどの道のりの間、延々と続く半地下の住宅タワーだ。完成間近の建物もあれば、完成して住宅になった建物もある。しかし、それ以上のものは、ずっと前に建設が中止された骨格である。開発業者が資金繰りに行き詰まり、従業員に給料を払えなくなったのだ。プロジェクトは行き詰まった。このままでは、家族は家を手に入れることができない。

中国の中心部を走る列車は、中国が最近経験した最大の危機の1つである、政府の経済モデルに対する国民の信頼の喪失を説明するのに役立つ。何十年もの間、不動産業界は中国の台頭を象徴する存在だった。個人事業主は莫大な富を築き、一般庶民はその純資産を目の当たりにしてきた。一般庶民は、住宅価格が3倍になるのを目の当たりにして、純資産が急増してきた。地方政府は、広大な土地を開発業者に売却することで財源を確保してきた。現在、中国の家計の70%が不動産に投資されているという。

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