中国は台湾にパイナップルと魚の輸入停止で圧力をかける
台湾の枋寮にあるハタの養殖場と水産加工場。昨年、台湾のハタ輸出の91%は中国に輸出された。Lam Yik Fei for The New York Times

中国は台湾にパイナップルと魚の輸入停止で圧力をかける

台湾のハタ養殖産業は、パイナップルや蜜アップルなどに次ぐ中国による禁輸措置を受けて、大きな損失を覚悟しなければならなくなった。中国が台湾にプレッシャーをかけている。

ニューヨーク・タイムズ

[著者:Amy Chang Chien]台湾・枋寮 - Lin Chunは約10年前、中国本土の活魚に対する欲求の高まりに注目し、台湾南部にハタの養殖場を購入した。数年後には、家族4人を養い、小さな旅館を開業できるほどの利益を得た。

ところが、中国は突然、台湾からのハタの輸入を全面的に禁止した。この措置により、Linら養殖業者は主要市場から切り離され、生計が危うくなり、儲かる産業にも大きな打撃を与えた。

「ハタの養殖をしないなら、他に何をすればいいんだ」。Linはある朝、背の低いコンクリートの壁際に立って、7万匹以上の魚を育てている2.5エーカーの養殖池を眺めた。しかし、1週間前の禁漁令以来、この時期に来るはずの魚商からの注文がない。

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