
VWのソフトウェア部門長、従量課金制の自律走行車を構想
フォルクスワーゲンのソフトウェア部門長は、従量制の自動運転を構想している。自律走行機能を起動させた後は「次の50マイルの間、自律走行させることができるので、リラックスしたり、眠ったり、何でもできる」ようになるという。
(ブルームバーグ) -- フォルクスワーゲンAGのヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)は、同社がソフトウェアのゲームを強化する場合に限り、大手自動車メーカーであり続け、テスラの壁を迂回できると述べている。そのため、同社のソフトウェア部門であるCariadは長期的な成功の要となる。
これまでのところ、物事は順調に進んでいない。 デジタル化の推進がうまくいかなかったため2020年に設立されたこの部門は、VWの電気自動車(EV)「ID」シリーズ用のツールキットを導入したが、その最初のモデルは機能が不足している状態でデビューした。 プレミアムソフトウェアアーキテクチャーの開発は内紛に悩まされ、ポルシェの小型スポーツ用多目的車「マカン」の電池駆動版などのモデルが遅れている。
VWは、自社ブランド間で拡張可能で、ドライバー支援機能などの強化を可能にするために頻繁に無線で更新できるOSの構築に取り組んでおり、この分野ではテスラが大きくリードしている。ドイツのメディアは、金曜日以降に開催される予定のVWの監査役会が、カリアッドの欠点を懸念し、意思決定を迅速化するために事業の見直しを求めていると報じている。
ブルームバーグのモニカ・レイムントは、CariadのCEOであるディルク・ヒルゲンベルクに、VWのソフトウェア推進について話を聞いた。以下は、インタビューの抜粋で、長さとわかりやすさのために編集されている。