
ソフトバンクGが支出削減し新興企業が資金繰りに窮する
ソフトバンクの財布の紐が固くなり、カメラメーカーの米ライトが資金繰りに窮している。ビジョンファンドのシフトは、より多くの投資先企業に問題をもたらすだろう。
ソフトバンク・グループが支援する米新興企業ライトは、世界最大のハイテク投資家がスタートアップへの資金投入を渋ったことで資金調達に苦戦していると、関係者が明らかにした。
ソフトバンクGは、2018年に先進的なカメラ開発企業への1億2,100万ドルの注入を主導した最初のビジョンファンドを通じて、ライトの約30%を所有している。ソフトバンクGの働きかけで自動運転技術への進出に数百万ドルを投じていた資金難のスタートアップにとって、ソフトバンクGの継続的な支援は極めて重要だ。