テスラオーナー、ロック解除のため半導体を手に埋める

あるテスラのオーナーは手に半導体を埋め込み、それを使って車のロックを解除することに成功した。テスラと脳とコンピュータを接続するマスクの別事業ニューラルリンクへの熱狂を示す過剰なパフォーマンスが話題を読んでいる。

テスラオーナーのブランドン・ダラーリ(@BrandonDalaly)は、イーロン・マスクCEOに対して、手に埋め込んだチップによるテスラのロック解除の達成をツイートした。You Tube Shortの映像もアップロードされている(リンクにはチップを移植するグロい映像が収められているので要注意)

「ついに携帯の鍵の問題を自分の手で解決することにした...文字通りにだ」と彼は書いている。

このチップは、テスラに非常に好意的なネットメディアTeslaratiによると、VivoKey Apexという非接触型NFCチップで、様々な無線通信に使用できるそうだ。

ダラーリーは100人ほどのベータグループに参加していることをTeslaratiに対して明らかにしている。「このチップを開発した会社は、文字通り独自のアプリストアを持っていて、このチップを使ってワイヤレスでアプリを体にインストールすることができる」と彼は言う。つまり彼のような移植を行う人が他にも100人ほどいる可能性がある。

ダラーリーは、彼のTwitterのスレッドで、このチップは、非接触型カードを使用するあらゆるTeslaとペアリングでき、データの保存、2要素認証、暗号ウォレットへのアクセスといった他のことも可能で、いずれはクレジットカード取引にも使用できるようになると彼は言っている。テスラのロックを解除することは、チップを皮膚に装着することで得られる多くの利点のひとつに過ぎない。

ダラーリーは移植チップのマーケティングを試みているようだが、それにしてもものすごいマーケティングだ。