20代起業家の不正がスタートアップの資金調達に影を落とす―Allison Schrager
セラノスのエリザベス・ホームズ、WeWorkのアダム・ノイマン、FTXのサムバンクマン・フリードなど、有名どころを挙げるとキリがない。ジャビスはこの壮大なパレードに加わっている。

(ブルームバーグ・オピニオン) -- 今年もまた、若い技術系創業者が不正行為で告発される季節が巡ってきた。今回は、チャーリー・ジャビスだ。彼女は、他の創業者と同様、説得力のある生い立ちとより良い世界を約束することで、雑誌の表紙や30歳未満の30人のリストを飾り、何百万ドルという報酬を得た。そして今、JPモルガンは、彼女の大学のファイナンシャルプランニングサイト「Frank」を買収した際に、大規模な詐欺の一環として顧客を水増ししたとして、彼女を非難しているのである。
お決まりの展開だ。セラノスのエリザベス・ホームズ、WeWorkのアダム・ノイマン、FTXのサムバンクマン・フリードなど、有名どころを挙げるとキリがない。ジャビスはこの壮大なパレードに加わっている。このほかにも、あまり注目されていない人たちがたくさんいる。