
AlphabetがYouTubeをスピンオフするときが来た
ディズニーのボブ・アイガーの復帰や、Netflixのリード・ヘイスティングスの退任が注目される中、2月16日、9年間CEOを務めたスーザン・ウォジスキがYouTubeを退任するというニュースは、メディア各紙でほとんど騒がれることはなかった。
これは、2つのことを表している。1つは、ウォール街のアナリストやエンターテインメント業界の記者たちが、YouTubeのビジネスにほとんど関心を示さないこと。2つ目は、親会社であるAlphabetの影に隠れていることだ。MicrosoftのChatGPTに触発されたGoogle検索への侵攻から、信用調査機関や最高裁まで、巨大ハイテク企業の悩めるボス、スンダー・ピチャイは多くの前線で戦争と戦っており、YouTubeで起こっていることは余興にしか見えないのだろう。
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