EVの急速な普及が内燃機関のピークを早め、そして衰退させる
ロサンゼルスの渋滞を走る電気自動車「テスラ モデル3」。Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

EVの急速な普及が内燃機関のピークを早め、そして衰退させる

ブルームバーグNEFの年次の電気自動車(EV)長期展望報告書では、パンデミック、サプライチェーン問題、重要な鉱物の調達難といった課題にもかかわらず、EVは輸送システムに食い込み、年々その勢いを増している、と報告されている。

(ブルームバーグ) --ブルームバーグNEFは本日、二輪、三輪、四輪、そしてそれ以上の車の未来について深く考察した、年次の電気自動車(EV)長期展望報告書を発表した。パンデミック、サプライチェーン問題、重要な鉱物の調達難といった課題にもかかわらず、EVは輸送システムに食い込み、年々その勢いを増している。

未来の話をする前に、EVの現状について触れておこう。今年末には、全世界で10億台以上ある自動車のうち、2,700万台以上のEVが走行することになる。一方、電気バスや電気商用車は、現在世界で200万台弱だ。

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