アジアの自動車産業の中心地タイがEVに挑戦 - Tim Culpan
日産自動車のエンジンを組み立てる作業員。2017年4月25日(火)、タイのサムットプラカーンにある同社工場の組み立てラインで、ナバラ・ピックアップトラックを組み立てている。ブレント・ルイン/ブルームバーグ。

アジアの自動車産業の中心地タイがEVに挑戦 - Tim Culpan

電気自動車(EV)が内燃機関に取って代わり始めた今、タイはグローバル産業での地位を維持するために、再び海外パートナーに目を向けている。20世紀半ばに米国のフォードや日本のトヨタがこの分野を牽引してきたのに対し、台湾の鴻海や中国のBYD、CATLといった新しい企業が、現在熱心に支援を求めている。

(ブルームバーグ・オピニオン) -- 1961年、フォード・コルチナという箱型のセダンがタイの自動車産業の幕開けとなり、英国から輸送された部品を地元の労働者が組み立てた。数年後、トヨタと日産が工場を設立し、数十年にわたる事業拡大を開始し、タイはアジア第3位、世界第10位の自動車生産国となった。

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