ソフトバンクG、ビジョン・ファンドのスタッフを3割削減 - 報道

ソフトバンク・グループ(SBG)は、ビジョンファンドのスタッフの30%を解雇したと報じられた。部門の500人のうち150人が職を失うことになる。フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた

9月初めには、同社がビジョン・ファンドの従業員の20%を削減する計画であるとの報道があったが、その報道よりもレイオフの規模は大きい。

FTによると、解雇対象の場所はまだ明らかではないが、世界中にあるビジョン・ファンドの全事業所の従業員に影響が及ぶとみられている。

テクノロジーのバリュエーションの急落により、SBGは6月までの3ヶ月間で3.1兆円(230億ドル)の四半期純損失を記録。 創業者の孫正義氏は8月、2つのビジョン・ファンドの70億円の投資利益が過去6ヶ月でほぼ完全に逆転したため、ソフトバンクはグループ全体で「劇的な」コスト削減を行う予定だと述べていた。