
SBGが経営トップの報酬削減 ファンドの過去最大損失受け
ソフトバンクGはビジョン・ファンドの過去最高損失計上を受け、トップマネジメントの報酬を削減した。同社はハイテク株の暴落、インフレの上昇、中国の取り締まりで打撃を受けている。
ソフトバンクグループは、ビジョン・ファンドがハイテク株の暴落、金利上昇、中国の規制当局による取り締まりによって3.5兆円(276億ドル)という歴史的な損失を計上した後、経営トップの賃金を引き下げた。
東京証券取引所に提出された書類によると、億万長者のソフトバンクG創業者、孫正義氏の給与は1億円で安定している。しかし、3月31日に終了した過去会計年度の後藤芳光最高財務責任者の収入は、前年の4億8,000万円から2億9,300万円に減少し、ソフトバンクの通信事業を統括する宮内謙氏の収入は、6億3,500万円から5億9,300万円に減少した。
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