7％成長のベトナムはもっとうまくやれる - Shuli Ren

(ブルームバーグ・オピニオン) -- ベトナムが活況を呈している。サムスン電子からレゴ・グループに至るまで、グローバル企業が同国にメガ工場を開設している。Appleは、Apple WatchとMacbookをこの東南アジアの国で初めて製造する方向で交渉中であり、ハイテク企業の台湾と中国のサプライヤーは、地元の人材を獲得するために入札で争っている。

しかし、ベトナムはもっとうまくやれる。2000年代初頭の輸出主導型ブームで中国が記録した2桁の成長率に比べれば、微々たるものだ。サプライチェーンの転換が叫ばれているが、より高度なハイテク製品の大量生産施設のベトナムへの移転は遅々として進んでいない。