今夜、Twitter内部告発者ザトコ氏が米下院で証言

Twitterの内部告発者であるピーター・ザトコが米国時間の2日、上院司法委員会で証言し、告発内容が公開されて以来、初めて公の場で発言する予定だ。

ザトコの告発内容はイーロン・マスクとTwitterの訴訟でも鍵を握っている。

ザトコの告発には、Twitterが怠っているとされるセキュリティ対策が詳細に記されており、ユーザーのプライバシーや国家安全保障にすら脅威を与えていると述べている。

ザトコの告発には、米国の議員たちが関心を持ちそうな情報が無数に含まれている。CNNによると、ザトコは、外国のスパイ、ハッキング、偽情報キャンペーンに道を開く可能性があるセキュリティ上の欠陥について、同社幹部が政府の規制当局を欺いたと非難している。

Twitter前セキュリティ責任者の内部告発の詳細:FTC命令の不遵守、ボット過少申告、スパイを主張
Twitterには、規制当局、株主、金融市場、ユーザー、そしてイーロン・マスクに対して行っていた説明と相反する重大なセキュリティ問題がいくつもある、と最近まで同社の最高セキュリティ責任者を務めていた人物が内部告発し、波紋を呼んでいる。

また告発では、Twitterの現CEOであるパラグ・アグラワルが、ユーザー数を増やすためにロシアの検閲や監視の要求に屈するよう提案したことがあると主張している。