フォルクスワーゲンCEOが電池とサプライチェーンについて語る
2022年6月22日(水)、カタールのドーハで開催されたカタール経済フォーラム(QEF)2日目のセッションで、電気マイクロバス「VW ID Buzz」とともにビデオを通じて発言するフォルクスワーゲン AGのヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)

フォルクスワーゲンCEOが電池とサプライチェーンについて語る

フォルクスワーゲンCEOがバッテリー、サプライチェーン、ポルシェ911について語った。電池の新工場の建設地を模索し、来年の展望に慎重なヘルベルト・ディース。

(ブルームバーグ) -- フォルクスワーゲン(VW)は電池の推進を強化した。

木曜日、ドイツのザルツギッターに新しい電池工場が着工され、VWの電池部門PowerCo傘下の欧州の5施設のうちの1つとなった。

VWは、この事業が今年末までに200億ユーロ(約2.75兆円)の収益を上げると見込んでおり、最終的にはこの事業体の株式を売却することに前向きであることを示唆している。

ザルツギッターにはVWの主要な自動車工場があり、昨年はそこに8,000万ドルの施設を開設し、EV用電池の研究開発およびテストを行っている。新しい電池工場にはおよそ20億ドルが投資され、2025年に生産が開始される予定だ。

ドイツ・ザルツギッターにあるVWの性能試験所で、従業員が電池セルを試験室に挿入しているところ。Krisztian Bocsi/Bloomberg

VWがテスラを抜いて世界一のEVメーカーになるという目標を達成するためには、十分な量のセルを確保することが重要だ。ブルームバーグ・テレビのマット・ミラーは、VWの最高経営責任者(CEO)であるヘルベルト・ディースに、同社の電池推進について話を聞いた。以下は、そのインタビューの抜粋である(長さとわかりやすさのために編集されている)。


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