ミクロ経済学

ミクロ経済学では、家計や企業などの経済主体がどのように意思決定を行うかという問題や、需要量と供給量が等しい水準に達した状況である「市場均衡」でどのようにして価格が決定されるかを考察する。

ニューヨーク・タイムズ
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ソフトウェアが競争を阻害しイノベーションを遅らせる理由

技術系起業家から学者に転身した人物が、シリコンバレーの「ディスラプション神話」に挑んでいる。彼は、大企業はライバルに対してソフトウェアの堀を築いたと主張する。

エコノミスト(英国)
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スタグフレーションの時代における経営のあり方

アメリカ株式会社のリーダーたちにとって、高インフレは歓迎されない。しかも、馴染みのないものだ。大企業で構成されるS&P500指数で最高齢のウォーレン・バフェット(91)は、直近では2011年の年次株主通信で物価上昇の危険性について警告している。インフレの敵であるポール・ボルカーが連邦準備制度理事会(FRB)の議長に就任した1979年には、同指数の企業の平均的な最高経営者は58歳と若く、大学に入学していなかった。平均的な経営者が就職する頃には、グローバル化した資本主義の台頭により、低インフレと高収益の時代が到来しいた(図1参照)。彼らの会社の株価は、2007-09年の世界金融危機とコロナウイルス感染症のパンデミックの間に上昇し、この10年間は底値のインフレが続いていたのである。 インフレはまだしばらく高止まりするだろう。6月7日、世界銀行は「数年にわたる平均以上のインフレと平均以下の成長の可能性が出てきた」と警告した。Marijn Bolhuis、Judd Cramer、Lawrence Summersによる新しい研究によると、インフレ率を一貫して測定した場合、今日のレートは19

吉田拓史
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逆選択とモラルハザード、プリンシパル・エージェント問題

逆選択(アドバース・セレクション)とは、取引前に情報の非対称性が存在することにより生じる非効率性の問題だ。情報の非対称性とは、取引の一方の当事者が他方の当事者よりも重要な知識を持っている状態を指す。