ミクロ経済学では、家計や企業などの経済主体がどのように意思決定を行うかという問題や、需要量と供給量が等しい水準に達した状況である「市場均衡」でどのようにして価格が決定されるかを考察する。
逆選択(アドバース・セレクション)とは、取引前に情報の非対称性が存在することにより生じる非効率性の問題だ。情報の非対称性とは、取引の一方の当事者が他方の当事者よりも重要な知識を持っている状態を指す。