![米南部と南米でリチウム開発競争が進行中[ブルームバーグ]](/content/images/size/w600/2023/09/401525114.jpg)
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米南部と南米でリチウム開発競争が進行中[ブルームバーグ]
アーカンソー州の1920年代の石油ブームの中心地、エルドラド郊外では、コーク・インダストリーズが支援する企業が、化石燃料からの脱却に不可欠な電池用金属の採掘を劇的にスピードアップさせようとしている。
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アーカンソー州の1920年代の石油ブームの中心地、エルドラド郊外では、コーク・インダストリーズが支援する企業が、化石燃料からの脱却に不可欠な電池用金属の採掘を劇的にスピードアップさせようとしている。
南米
南米とその20億ヘクタールの土地は、5世紀以上にわたって世界の食糧、燃料、金属の重要な供給源であった。最初は金、銀、綿花、砂糖のために植民地支配者たちによって略奪され、その後、ヨーロッパやアメリカにゴムや石油を供給するようになった。南米は今、21世紀のコモディティ大国になるチャンスを迎えている。 クリーンエネルギーへの移行は、太陽光発電所や風力発電所、送電線、電気自動車(EV)を増設するために必要な金属の数十年にわたる需要を喚起する。南米は、5つの重要な金属の世界埋蔵量の5分の1以上を保有している。南米は、グリーンテクノロジーに広く浸透している銅の採掘ですでに優位を占めており、すべての主要なEV用バッテリーに使用されているリチウムの世界既知資源の60%近くを保有している。銀、スズ、ニッケルも豊富だ。また、2030年までに世界需要の5~10%を賄うことができる石油が最近発見されたため、グリーン転換が急展開しても恩恵を受けるだろう。
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マーケット
ソフトバンクグループ(SBG)の中南米ファンドの共同責任者は、10億ドル近い投資損失にもかかわらず、親会社から追加資本を獲得することに「懸念はない」と、フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューに対して述べている。
南米
中国がブエノスアイレス郊外に80億ドルの原子力発電所を建設し、大部分を融資すると発表してから数カ月、この取引は、アルゼンチンの技術者に原子炉燃料の国内製造を許可するよう要求することで足踏み状態だ。