創業100年を迎えたディズニーの岐路:動画配信の台頭が再構築を迫る
2023年1月17日(火)、千葉県浦安市で株式会社オリエンタルランドが運営する東京ディズニーシーのショー「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」で、ウォルト・ディズニーのキャラクター「ミッキーマウス」(左)と「ミニーマウス」がメディテレーニアンハーバーを航行しながらパフォーマンスを披露。Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg. 

創業100年を迎えたディズニーの岐路:動画配信の台頭が再構築を迫る

エコノミスト(英国)
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ディズニーランドの人気ライド、スプラッシュ・マウンテンが、ウォルト・ディズニー・カンパニーの100年の歴史を凝縮したアトラクションの上にそびえ立っている。南側のメインストリートアメリカには、1928年にミッキーマウスがデビューした「蒸気船ウィリー」を上映する小さな映画館がある。パークの中央には、1940年代から1950年代にかけてのディズニーアニメーションを彷彿とさせる「眠れる森の美女」の城がある。郊外には、スター・ウォーズやマーベルの世界をテーマにしたエリアがあり、2000年代の買収劇でディズニーが手に入れたものだ。ライドの高台にいる乗客は、数秒間その景色を楽しむことができる。そして、揺れとともに車がほぼ垂直に落下し、全員が水浸しになるのだ。

ディズニーは1月27日に創立100周年を迎えますが、この間、会社自体もジェットコースターのように揺れ動いてくる。時価総額1,800億ドルの世界最大のエンターテインメント企業は、2022年の興行収入上位10作品のうち4作品を占め、依然として興行界を支配している(史上最高の興行収入を上げた「アバター」の続編を含む)。アメリカのテーマパークは、パンデミックによる閉鎖から立ち直り、過去最高の利益を上げている。放送局やケーブルテレビ局は、年間数十億ドルの利益を上げ続けている。そして、未来のメディアであるストリーミングでは、ディズニーは誰よりも多くの加入者を獲得し、昨年はネットフリックスを抜いた。2020年から21年にかけての12ヶ月間、投資家たちは同社の株価が2倍になったことにしがみついた。

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