第1四半期の暗号通貨の窃盗は前年同期比695%の急増
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第1四半期の暗号通貨の窃盗は前年同期比695%の急増

吉田拓史

先週、プレイ・トゥ・アーン(遊んで稼ぐ)のAxie InfinityのRonin Networkが約6億2,500万ドルのエクスプロイトを受けたと発表し、これまでで最大の分散型金融(DeFi)ハッキングとなった。

これは史上最大のハッキングだったが、2022年には数百万ドル規模の大規模な脆弱性攻撃も多数発生している。暗号通貨に人と資本が殺到する中、損失はより大きくなっている。

今年に入り詐欺やクラッキングが頻発している。Solanaや他のブロックチェーンへのブリッジを提供する最大級の暗号通貨プラットフォームであるWormholeは、2月2日に12万エーテル(約3億2,000万ドル相当)を盗まれた。Wormholeのハッキングの1週間前には、DeFiプロトコルのQubit Financeがハッカーに襲われ、QubitのQBridgeプロトコルから20万6,809枚のBinance Coin(当時約8,000万ドル相当)が盗まれた。

Tech Crunchが引用したImmunefiのレポートによると、2022年の第1四半期にweb3エコシステム全体で約12億3,000万ドルの「損失」が発生している。この数字は、ハッキングや詐欺的な出来事によって失われた資金を考慮したものだ。この合計は、前年同期の損失額1億5,460万ドルから695%増加している。

4月4日現在、多くのDeFiプロトコルでロックされた総価値(TVL)は約2,300億ド。DefiLlamaのデータによると、このTVLは、前年同期の849億1,000万ドルから170%増加している。