吉田拓史

アクシオン創業者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。インドネシアのガソリン補助金汚職疑惑で国際的スクープ。DIGIDAY[日本版]創業編集者。一人スタートアップ人材。記者、編集者、アナリスト、ビジネス開発、プロダクトマネジャー、フロントエンドエンジニア、経理、ファイナンス、法務、デザイナー、マーケター、DTMer、動画編集者を兼ねる。

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吉田拓史
OpenAI内紛の新事実:株式を現金化したい従業員、アルトマンへの不信感…

AI

OpenAI内紛の新事実:株式を現金化したい従業員、アルトマンへの不信感…

OpenAIの内紛における従業員の熱狂的なサム・アルトマン支持は、投資家による株式買い取りのもたらす臨時収入に起因していたようだ。対立は「AIをめぐる思想の違い」と説明されたが、数ヶ月間続いたアルトマンへの不信が背景にあったという新事実が明らかになっている。

By 吉田拓史
最強の会社は1on1ミーティングをやらない:エヌビディアの経営術

最強の会社は1on1ミーティングをやらない:エヌビディアの経営術

AIブームをものにし、時価総額1兆ドル超えを達成したNVIDIA(エヌビディア)。創業者でCEOのジェンスン・フアンの経営手法は、1on1ミーティングをやらない、フラットな組織構造、毎日数百通の電子メールを送る、というユニークなものだ。 AIチップで知名度を上げたエヌビディアは、世界で6番目の時価総額を誇り、グローバルで2万6,000人以上の従業員を抱えている。それにもかかわらず、フアンの主なコミュニケーション手段は、毎日数百通の電子メールだと言われている。 米メディアThe New Yorkerによると、その電子メールの文章は非常に短いものという。彼の電子メールを「日本の俳句」に例える幹部もいれば、「身代金要求書」に例える幹部もいる。 「フアンは、固定された部門やヒエラルキーのない、アジャイルな企業構造を好む。社員は毎週、取り組んでいることの中で最も重要な5つのリストを提出する。フアンは夜遅くまでこれらの電子メールを精査しているため、メールの文面が簡潔であることが奨励されている」とThe NewyorkerのStephen Wittは書いた。「フアンはエヌビディアの巨大なキャン

By 吉田拓史