㈱アクシオンの決算公告(2021年度)をブログでやってみた
こんにちは、㈱アクシオンテクノロジーズの代表取締役社長の吉田拓史です。このブログでは株式会社に義務付けられている決算公告を行います。
こんにちは、㈱アクシオンテクノロジーズの代表取締役社長の吉田拓史です。このブログでは株式会社に義務付けられている決算公告を行います。
弊社はこれまで決算公告を会計ソフトの追加サービスにまかせてきました。私の知らないウェブサイトに公告が載っているようですが、私もそれを直接見たことがないです。
今回の2021年度決算公告(2021年3月期 - 2022年2月期)からはIRページにダウンロード可能な形で置いておくことにしました。加えて、決算のハイライトやコメントについてもブログにすることにしました。
前2期の決算はIRページからダウンロードできます。
<決算のハイライト>
- 売上高 191,321円
- 販管費 △3,414,783円
- 営業利益 △3,223,357円
- 当期純利益 △3,473,366円
約350万円の赤字。コストは役員報酬(月8万円)とソフトウェア費、広告費。安上がり。売上は有料購読によるもの。
<代表取締役吉田のコメント>
- 有料購読ニュースサイトの完成、コンテンツをめぐる評判の確立、非常に価値の高いプロファイルのユーザーを凝集的に集めていることを勘案すると、350万円の赤字は極めて「安上がり」。
- 事業計画に定めた内容はすべて前倒しで実行されました。
- 想定されていたよりも安上がりに事業計画を実行できることがわかりました。弊社の資本効率は極めて高く、拡張性があります。
- あと数千万円調達できれば、弊社サービス「アクシオン」の第1段階の完成形に到達できるでしょう。個人/機関から数億円のフェアな資金調達できれば、同業他社が100億円使うのと同等のパフォーマンスが得られるはずです。
- これらを踏まえて会社の規模を拡大する時期に到達したことは明確です。
<事業の見通し>
- GW明けから①個人投資家からの公募②機関投資家からの私募―の順番で資金調達活動を行います。早い段階で、資金が潤沢な海外投資家の投資を受けることを最高シナリオとしながら物事を進めます。
- 少数精鋭。十分な資金を得られた場合は雇用を行います。欧米圏と同様の従業員の株式・ストックオプション報酬を設定し、高度技能人材のみを高報酬で採用します。ネットフリックスが採用する「才能密度」の概念を重視します。また、日本の解雇規制を踏まえると、低賃金大量雇用の日本型スタートアップ戦略は有効性がありません。高度人材は離職率が高く、人材の流動性が高まります。
- コスト増。3月から海外メディアコンテンツの調達費用がかかるようになります。
- セーフガード。キャッシュが一定水準を下回った場合のセーフガードを用意してあります。
- 22年2月から始まった海外メディアの翻訳記事の公開は、弊社のビジネスにおける信用を獲得するのに非常に有用な役割を果たしています。
<最後に>
現在、事業計画スライドを作成しており、GW開けに開示し、個人投資家向けの公募を行います。私は弊社は非常に良い状態にあると思っています。
今後とも宜しくお願いします。