投資マネーが気候変動分野に吸い寄せられている
Photo by Zbynek Burival on Unsplash

投資マネーが気候変動分野に吸い寄せられている

今年、気候変動が世界中の投資家の主要な投資先となった。サステナブルファンドの規模が拡大を続ける結果、産業構造の大転換が進んでいる。

吉田拓史

要点

今年、気候変動が世界中の投資家の主要な投資先となった。サステナブルファンドの規模が拡大を続ける結果、産業構造の大転換が進んでいる。


ここ数年、気候変動対策銘柄に対する投資家の需要は急増している。例えば、テスラの時価総額は2020年夏の3000億ドルから、12月中旬の時点で1兆ドルを超えている。水素燃料電池のプラグパワーの時価総額は190億ドルで、2018年の2億7000万ドルから上昇した。米総合太陽光発電のファースト・ソーラーの株価は、2017年年初の30ドルぎりぎりから順調に上昇し、1株97ドルと5年ぶりの高値に近づいた。クリーンエネルギーETFは2021年上半期に総資産250億ドル超を記録し、ドットコムブーム時のテクノロジー株と同様に、その保有が取引の主流となっている。

この記事は有料会員の方のみご覧いただけます

購読しよう
既にアカウントをお持ちの方 ログイン