Epic GamesがiOS App SotreとAndroid Play ストアから排除され、両者を提訴した件をめぐり、音楽ストリーミング最大手のSpotifyはAppleのApp Storeを巡って欧州委員会に同様の苦情を申し立てていたが、Epic Gamesの姿勢を称賛し、「Appleの支配的地位の濫用に更なる光を当てた」と述べた。

「Appleの不公正な慣行は、あまりにも長い間、競合他社に不利益を与え、消費者の利益を奪ってきた。大小の消費者とアプリ開発者のためのステークスは高くなることはできなかったし、iOSプラットフォームが競争的かつ公正に動作することを保証することは、はるかに広範な意味合いを持つ緊急の課題である」とSpotifyの広報担当者は声明で述べている。

同様にアップルと係争中のオンラインデーティングアプリのMatch Groupの広報担当者も「我々はEpic Gamesの取り組みを全面的に支持する。これはAppleがその支配的な地位と不公平な政策を利用して消費者、アプリ開発者、起業家を傷つけていることを示すための取り組みだ」と足並みを揃えた。

欧州連合は、Spotifyと電子書籍/オーディオブックの販売代理店でもある楽天によって行われた苦情に応答して、6月にアップルのアプリストアと決済システムに2つの独占禁止法の審査を開始した。

Spotifyの苦情に対する予備調査を受けて、欧州委員会は、Appleの規制がAppleのデバイス上の音楽ストリーミングサービスを「競争を歪める可能性がある」と懸念していると述べた。

欧州委員会のマルグレット・ヴェスタガー副委員長は、Apple社がApple社のデバイスのユーザーへのアプリやコンテンツの配信に関して、「ゲートキーパー的な役割」を得ているように見えると述べた。

調査が開始されたことに応答して、Appleの広報担当者は「欧州委員会が、他のみんなと同じルールでプレイしたくなくて、単にフリーライドしたい企業の一握りから根拠のない苦情を真に受けているのでがっかりだ」と語っていた。

Photo by Spotify