クレディ・スイス、財務報告に「重要な弱点」を発見

2022年と2021年の会計年度の報告手続きにおいて「重要な弱点」を特定し、改善計画を採択していると発表した。指摘された重要な弱点は、財務諸表における効果的なリスク評価の設計と維持の失敗に関するものであると、同行は述べている。

クレディ・スイス、財務報告に「重要な弱点」を発見
2022年9月25日(日)、スイス・チューリッヒにあるクレディ・スイス・グループAGの支店の入り口に掲げられた看板。パスカル・モラ/ブルームバーグ

2022年と2021年の会計年度の報告手続きにおいて「重要な弱点」を特定し、改善計画を採択していると発表した。指摘された重要な弱点は、財務諸表における効果的なリスク評価の設計と維持の失敗に関するものであると、同行は述べている。

ブルームバーグの報道によると、クレディ・スイスは、火曜日に発表した年次報告書の中で、この2年間は「財務報告に関するグループの内部統制は有効ではなかった」と記述。「経営陣はまた、それに応じて、我々の開示統制と手続が有効ではなかったと結論付けた」

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