鴻海のテリー・ゴウはジャック・マーと同じ運命か:習政権の照準に入る
台湾総統線に立候補した鴻海精密工業の創業者である郭台銘(テリー・ゴウ)が、習近平国家主席の照準に入ったと取り沙汰されている。アリババのジャック・マーと同じ運命を辿るのだろうか。

台湾総統線に立候補した鴻海精密工業の創業者である郭台銘(テリー・ゴウ)が、習近平国家主席の照準に入ったと取り沙汰されている。アリババのジャック・マーと同じ運命を辿るのだろうか。
中国国営の環球時報は最近、当局が鴻海の税務や土地使用を巡り調査を開始したと報じた。これを受けて、鴻海は中国当局の捜査に協力していると認めた。税務調査官が中国の2つの省にある鴻海子会社に立ち入り、他の2つの省では当局がグループ会社の土地使用について調査しているとされる。調査は、郭台銘が台湾総統戦に出馬したこととの関連性が指摘されている。