米ソフトウェアエンジニアの給与、新人から主任で25万〜100万ドルの水準
最新の2022年の給与調査によると、米国では、主任エンジニアは最高で100万ドル、初級エンジニアでも高給なテクノロジー企業では25万ドル以上を期待できることが明らかになった。
最新の2022年の給与調査によると、米国では、主任エンジニアは最高で100万ドル、初級エンジニアでも高給なテクノロジー企業では25万ドル以上を期待できることが明らかになった。
15万件以上の給与提出をもとにした米データプロバイダーLevels.fyiの調査では、経験2年までのエントリーレベルエンジニアが最も高い給与を期待できるのは、ニューヨークのヘッジファンド、Two Sigma。27万4,000ドルの給与水準。2位はオンライン決済を専門とするStripeで約26万6,000ドル、3位は自律走行車のクルーズで23万8,000ドルとなっている。
標準的なエンジニアグレードでは、Databricksが約44万3,000ドルと最も高い給与を提示しており、Cruiseが36万1,000ドル、オンラインゲームプラットフォームのRobloxが35万4,000ドルでそれぞれ2位と3位となっている。一方、最も給料が高いのはソーシャルメディア大手のフェイスブックで、プリンシパルエンジニアは104万4,000ドルを期待できるかもしれない。この層のエンジニアでは、ストライプが90万ドルで2位、エアビーアンドビーが79万6,000ドルで3位だった。
Level.fyiは、統計的に有効なレポートが十分に得られなかったため、給与調査には含まれなかった企業もあると、免責事項として述べている。また、1年を通じてスキルに対する需要のパターンが変化し、給与のばらつきが揃うことも指摘されている。