金属不足は再エネ普及のボトルネックになるか?

世界で再生可能エネルギーが急速に普及している。しかし、再エネ発電設備の材料となる様々な金属の不足が、普及のボトルネックになるという懸念がある。

世界で再生可能エネルギーが急速に普及している。しかし、再エネ発電設備の材料となる様々な金属の不足が、普及のボトルネックになるという懸念がある。


2023年上半期のドイツの電力消費量に占める再生可能エネの割合は52.3%で過半に達した、と再生エネルギーを研究するNPOであるBDEW and the Centre for Solar Energy and Hydrogen Research(ZSW)はデータを公表した。原子力、石炭、天然ガス、石油を含む従来型エネルギー の消費量は、160テラワット時(TWh)から128.4 TWhまで減った。

気候変動対策とウクライナ戦争によるガスパイプラインの途絶によって、同国の電力政策の主軸が再エネへと大きく振れたことを示している。

この記事は有料会員のみご覧いただけます

購読する
既にアカウントをお持ちの方 ログイン