ダイキン、インドを最大の輸出製造拠点にすることを目指す
フィナンシャル・タイムズ(FT)による十河政則社長へのインタビューによると、ダイキンは2025年までにインドで生産した製品を現行の3倍近く海外に輸出することを目標に掲げている。
フィナンシャル・タイムズ(FT)による十河政則社長へのインタビューによると、ダイキンは2025年までにインドで生産した製品を現行の3倍近く海外に輸出することを目標に掲げている。
インド製エアコンの輸出を2021年の30市場から2025年には100市場に拡大することを目指すという。
- ダイキンはインドにエアコンとコンプレッサーの新工場を建設し、8月から稼働させる計画だ。
- 欧州での環境規制強化に伴い、インドでのヒートポンプ生産も検討する。欧州でもポーランドでヒートポンプを増産する。ダイキンは、欧州のヒートポンプ市場において、日本のパナソニックと並んで、すでにトップクラスのシェアを誇る。
ダイキン工業は、縮小する国内市場以外でも積極的に事業を展開し、売上高で世界一の空調機器メーカーとなった。3月期の営業利益は18%増の3,720億円となり、2期連続で過去最高益を更新する見込み。