インテル、先頭集団から遅れ始める
インテルは明らかに苦しんでいる。プロセスの微細化は進まず、次世代CPUの製造時期の後ろ倒しが報じられ、決算の内容は燦々たるものだった。老兵は去ることになるのか、それとも劇的な復活があるのか。

インテルは明らかに苦しんでいる。プロセスの微細化は進まず、次世代CPUの製造時期の後ろ倒しが報じられ、決算の内容は燦々たるものだった。老兵は去ることになるのか、それとも劇的な復活があるのか。
インテルは、第4世代Xeon Scalable「Sapphire Rapids」プロセッサのリリースを、その理由を開示することなく何度も延期してきた。同社は7月下旬にセキュリティバグのためにSapphire Rapidsを変更せざるを得なかったことを認めたが、問題はインテルが言うよりも大きいようだ。ハードウェア専門メディアIgor's Labによると、Sapphire Rapidsには約500のバグがあり、同社はそれを直すために12回のリスピン(設計完了後に不具合が発覚し、再設計すること)を行っているという。