ウランが争奪対象の重要鉱物となる - デビッド・フィクリング
原子力発電の4分の3近くは、ヨーロッパ、北米、アジアの先進国で行われている。しかし、豊かな国々とその同盟国は、これらの原子炉の燃料に必要な年間7万5千トンの酸化ウランのうち、わずか19%しか供給していないのである。

(ブルームバーグ・オピニオン) – 1970年代以降で最も深刻なエネルギー危機に直面した世界は、1973年の石油禁輸措置で最も恩恵を受けた発電手法の1つである原子力に回帰している。
それは良いニュースだが、注意しなければならないことがある。2022年のエネルギー安全保障問題に対するこの解決策は、将来的にエネルギー安全保障上の頭痛の種を自ら作り出す危険性がある。