
自動運転チップの黄金期はいつか?
Mobileyeの上場目論見書は、ADAS向けの半導体ビジネスが黒字化しうることを示した。だが、より自律性の高い走行に対するハイエンドSoCが利益を生むのは、本格的な市場投入が予定される数年先のようだ。
Mobileyeの上場目論見書は、ADAS向けの半導体ビジネスが黒字化しうることを示した。だが、より自律性の高い走行に対するハイエンドSoCが利益を生むのは、本格的な市場投入が予定される数年先のようだ。
10月下旬、インテル傘下のMobileyeはIPOを果たした。バリュエーションは、当初目標としていた500億ドル以上には遠く及ばないものの、7日のプレマーケットで194億ドルとなり、インテルが2017年にMobileyeの買収に支払った153億ドルを上回っている。これは最悪に近い市場の地合いを勘案すると悪くない着地点と言えるだろう。