ソニーはアニメ配信サービスCrunchyroll(クランチロール)を米通信大手AT&Tから買収しようとしており、AT&T側が15億ドルの売却価格を提案している、と米テクノロジーメディアThe Informationが報じた。

クランチィロールの売却の検討は、ワーナーメディアのエンターテイメント部門が再編されていたため、過去1年間は中断していたが、現在AT&Tの最高経営責任者を務めるジョン・スタンキーの下で、さらに最近ではワーナーメディアの最高経営責任者であるジェイソン・キラーの下で再開された。

ワーナーメディアは、キラーの下、AT&Tは月15ドルのストリーミングサービスHBO Maxを通じたオンラインメディア戦略に注力している。HBO MaxをNetflixの直接のライバルにするのが狙いだ。

Crunchyrollは、AT&TとChernin Groupの間で2014年に結成されたストリーミング・ビデオのパートナーシップであるOtter Mediaが最初に購入した企業の一つである。当初の購入価格は公表されていなかった。

AT&Tは、現金調達と債務返済のために、プエルトリコの無線事業やデータセンター、ニューヨークのハドソンヤード事務所など、過去1年間で数十億の資産を売却してきた。

Image by Crunchyroll