米CEO、レイオフを謝罪する落涙画像をSNS投稿し非難囂々
レイオフを行った米マーケティング会社のトップが、涙を流す画像をビジネスSNSのLinkedInに投稿し、非難囂々だ。ただし、炎上マーケティングとしては大成功と言っていいだろう。
レイオフを行った米マーケティング会社のトップが、涙を流す画像をビジネスSNSのLinkedInに投稿し、非難囂々だ。ただし、炎上マーケティングとしては大成功と言っていいだろう。
オハイオ州コロンバスにあるハイパーソーシャル(HyperSocial)というマーケティング会社のCEOであるブラデン・ウォレイクは、火曜日に従業員数人の解雇について罪悪感に満ちた投稿をし、涙を流す自撮り写真を付けた。
投稿の中には「世の中のすべてのCEOが冷徹なわけではない」ことを証明するためにこの投稿をシェアした、という文言が加えられている。
世のCEOの中にはナルシストと表現される人が多いと考えられるが、ウォレイクはその片鱗を十分に投稿の中で見せている。
「従業員に『愛している』と言うのがプロフェッショナルでないことは分かっています」
「でも、心の底から、私がどれほど彼らを愛しているか、わかってほしいと思っています」
「一人残らず。ひとつひとつの物語。笑顔になること、涙すること」
「家族。友達。趣味の話」
「私はいつも、その人がどんな人であるかということを基準に人を選んできました。素晴らしい心、素晴らしい魂を持った人を選んできたのです」
ウォレイクの投稿には、30,000以上の「いいね!」と5,300以上のコメントが寄せられている。 コメントはウォレイクの投稿を批判し、それを「広報のための演技」と呼び、彼は同情を求めて「釣り投稿」をしたと非難した。
ウォレイクの会社HyperSocialは、顧客のためにLinkedInマーケティングとアウトリーチ戦略に重点を置いている。確かに彼の会社にとってはいいマーケティングの機会となったことは間違いがない。