Huawei、2020年の総収益は11.2%増 利益は10.4%増

Huaweiは2020年の株式配当を1株当たり1.86元に設定した。また、第一財経は、独占的な情報として、2020年の華為の総収益は1367億ドルで11.2%増、利益は99億ドルで10.4%増となると伝えている。

Huawei、2020年の総収益は11.2%増  利益は10.4%増

Huaweiは2020年の株式配当を1株当たり1.86元に設定した。 前年は、2019年の華為の株価は7.85元で、配当は2.11元となっている。中国経済紙、第一財経が報じた

また、第一財経は、独占的な情報として、2020年の総収益は1367億元で11.2%増、利益は99億元で10.4%増となると伝えている。

Huaweiに近い情報筋から同社の記者には、Huaweiの財務データは毎年2つの開示がある。1つは各部門のパフォーマンスに関する統計を容易にするために1月上旬に会計事務所の承認なしで内部でのリアルタイム会計。 その他は会計事務所の監査を得て開示している(Huaweiは非上場)。

Huaweiは、中国最大の通信機器の生産者であり、10万4千人以上の従業員が会社の100%を保持するユニークな株式保有構造を持っている。創業者の任正非は持株会社の1.14%を所有している。Huaweiは全世界で19万人以上の従業員を抱えており、株主制度は従業員にも開放されている。

2019年、トランプ政権が課した米国の制裁を受けたHuaweiは、研究開発や新規サプライヤーの発掘などで影響を最小限に抑えたことを支援したとして、20億元(3億900万ドル)の臨時ボーナスを支払い、10月分の従業員の月給をほぼ全従業員の2倍にしていた。

Photo by Huawei

Read more

宮崎市が実践するゼロトラスト:Google Cloud 採用で災害対応を強化し、市民サービス向上へ

宮崎市が実践するゼロトラスト:Google Cloud 採用で災害対応を強化し、市民サービス向上へ

Google Cloudは10月8日、「自治体におけるゼロトラスト セキュリティ 実現に向けて」と題した記者説明会を開催し、自治体向けにゼロトラストセキュリティ導入を支援するプログラムを発表した。宮崎市の事例では、Google WorkspaceやChrome Enterprise Premiumなどを導入し、災害時の情報共有の効率化などに成功したようだ。

By 吉田拓史
​​イオンリテール、Cloud Runでデータ分析基盤内製化 - 顧客LTV向上と従業員主導の分析体制へ

​​イオンリテール、Cloud Runでデータ分析基盤内製化 - 顧客LTV向上と従業員主導の分析体制へ

Google Cloudが9月25日に開催した記者説明会では、イオンリテール株式会社がCloud Runを活用し顧客生涯価値(LTV)向上を目指したデータ分析基盤を内製化した事例を紹介。従業員1,000人以上がデータ分析を行う体制を目指し、BIツールによる販促効果分析、生成AIによる会話分析、リテールメディア活用などの取り組みを進めている。

By 吉田拓史
Geminiが切り拓くAIエージェントの新時代:Google Cloud Next Tokyo '24, VPカルダー氏インタビュー

Geminiが切り拓くAIエージェントの新時代:Google Cloud Next Tokyo '24, VPカルダー氏インタビュー

Google Cloudは、年次イベント「Google Cloud Next Tokyo '24」で、大規模言語モデル「Gemini」を活用したAIエージェントの取り組みを多数発表した。Geminiは、コーディング支援、データ分析、アプリケーション開発など、様々な分野で活用され、業務効率化や新たな価値創出に貢献することが期待されている。

By 吉田拓史