オーストラリアの資産運用会社ファンド、マッコーリーの傘下にあるグリーンインベストメントグループ(GIG)の再生可能エネルギーファンドである「マッコーリー・グリーン・インベストメント・グループ・リニューアブル・エネルギー・ファンド2(MGREF2)は10日、16億ユーロ(約2,050億円)以上の資金を調達したことを発表した。

MGREF2は、前身ファンドであるMGREF1の成功を受けて設立された。MGREF1はグリーン投資銀行によって調達され、2017年にマッコーリーグループが英国政府から事業を買収して以来、MIRAによって運用されてきた。現在、MGREF1は、英国周辺の6つの洋上風力発電所からなる1,450MWのポートフォリオへの投資を運用している。

MGREF2はこれまでに2つの投資を行っており、英国の576MWのGwynt y Môr洋上風力発電所の10%の株式と、米国で稼働中の268MWの住宅用屋上ソーラープロジェクトのポートフォリオの50%の株式を取得している。

マッコーリー・インフラストラクチャー&リアル・アセット(MIRA)は世界最大のインフラ管理会社であり、クリーンエネルギーへの世界的な主要投資家であり、世界中で12.3GWのグリーン発電容量への投資を監督している。12月にMIRAは、2040年までに純ゼロエミッションに沿ったポートフォリオへの投資と管理を行うことを約束した。

すでに世界で12.3GWのグリーン発電に投資しているMIRAが主導した資金調達戦略は、当初の資金調達目標を大幅に上回った、と同社は主張している。25年間のクローズドエンド型ファンドは、西欧、米国、カナダ、メキシコ、日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランドの太陽光発電および風力発電プロジェクトの多様なポートフォリオに投資する計画だ。

マッコーリーは声明の中で、年金基金、地方政府の年金制度、保険会社、ソブリン・ウェルス・ファンドなど32の異なる投資家、主に欧州中心の投資家がこのファンドに出資したと述べている。しかし、アジア太平洋地域や北米地域の投資家からも出資があったと付け加えている。