メタのサンドバーグCOO、当時の恋人に関する報道を不適切な圧力で潰したか - 報道
メタのシェリル・サンドバーグCOOが圧力をかけて葬ったとされる英MailOnlineの報道は、後にセクハラ疑惑でアクティビジョン・ブリザードのCEOの座をを追われたボビー・コティックの醜聞に関するものだった。 "Sheryl Sandberg" by jdlasica is marked with CC BY 2.0.

メタのサンドバーグCOO、当時の恋人に関する報道を不適切な圧力で潰したか - 報道

メタのシェリル・サンドバーグCOOが圧力をかけて葬ったとされる英MailOnlineの報道は、後にセクハラ疑惑でアクティビジョン・ブリザードのCEOの座をを追われたボビー・コティックの醜聞に関するものだったと報じられている。

編集部

メタ・プラットフォームズの最高執行責任者(COO)であるシェリル・サンドバーグが、当時の恋人であるアクティビジョン・ブリザードのCEOボビー・コティックに関する2つの報道を葬るために、自分の影響力を使っていたと、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた

WSJによると、2016年と2019年に、サンドバーグはイギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」のオンライン版「MailOnline」に接触し、同紙が元恋人からコティックに対して申し立てられた接近禁止命令について報道するのを阻止しようとしたという。この2回とも、記事は掲載されなかった。現在、フェイスブックはサンドバーグが会社の方針に違反した可能性があるかどうか、この問題を調査している。

WSJ報道の情報筋によると、2016年にサンドバーグが「接近禁止命令に関する記事を掲載すると、パブリッシャーとフェイスブックの関係が損なわれる恐れがある」とMailOnlineに脅しをかけた、とコティックは語ったとされる。WSJの取材に対し、コティックはこれを否定し、「私はそんなことは言っていない」と反論したという。

WSJの記事によると、2019年、MailOnlineが再び事件に関する記事を掲載しようとしたとき、サンドバーグはMailOnlineの親会社の会長にメールを送り、会長が同メディアの当時の編集長であるマーティン・クラークに紹介したという。クラークとサンドバーグはメールでやりとりし、再び、記事は掲載されなかった。ここで重要なのは、WSJによると、サンドバーグと連絡を取っていたMailOnlineの関係者は、脅威を感じていなかったと述べている。

サンドバーグは、2013年に著書『LEAN IN(リーン・イン)』を執筆し、非営利財団LeanIn.orgを設立するなど、職場における女性の権利を擁護する人物として知られている。しかし、ボビー・コティックは、自身の会社であるアクティビジョン・ブリザードに対する複数の訴訟の中核となる職場でのハラスメントを隠蔽または無視したという非難を受けて、評判を大きく落としている。WSJによると、接近禁止命令に関連する裁判資料の中で、コティックは2014年3月に当時のガールフレンドの家に現れ、女性が「いじめと支配的な性格」を理由に関係が終わったと告げると、家に侵入しようとしたとされている。

メタの広報担当者は、WSJへの声明の中で「シェリル・サンドバーグが編集上の決定に影響を与えるために、MailOnlineとフェイスブックとのビジネス関係を脅かしたことはない」と述べている。