深センのメモリメーカー、フラッシュメモリやSSDの値上げを警告

深センに本社を置くPowev Electronic Technologyは、ウェハ供給の逼迫とパッケージング能力の制限により、市場ではDRAM型フラッシュメモリとNAND型フラッシュメモリの供給が不足しているとし、メモリスティックとソリッドステート製品の価格は今後も上昇するとしている。

深センのメモリメーカー、フラッシュメモリやSSDの値上げを警告

深センに本社を置く中国のメモリモジュールメーカー、Powev Electronic Technologyは、ウェハ供給の逼迫とパッケージング能力の制限により、市場ではDRAM型フラッシュメモリとNAND型フラッシュメモリの供給が不足しているとし、メモリスティックとソリッドステート製品の価格は今後も上昇するとしている。CnTechPostが報じた

メモリ製品の価格上昇は2021年の第1四半期から第3四半期までで、SSD製品の供給不足は2021年の第1四半期から第2四半期までになると同社は予測している。

同社は2012年にメモリモジュール製造業に参入し、中国で最初で最大のフル生産チェーンメモリ製品ファウンドリーとなり、メモリモジュール、SSD、各種ストレージデバイス、その他の高品質な製品とソリューションをフルレンジで提供している。

Photo by Jorge Ramirez on Unsplash

Read more

OpenAI、法人向け拡大を企図 日本支社開設を発表

OpenAI、法人向け拡大を企図 日本支社開設を発表

OpenAIは東京オフィスで、日本での採用、法人セールス、カスタマーサポートなどを順次開始する予定。日本企業向けに最適化されたGPT-4カスタムモデルの提供を見込む。日本での拠点設立は、政官の積極的な姿勢や法体系が寄与した可能性がある。OpenAIは法人顧客の獲得に注力しており、世界各地で大手企業向けにイベントを開催するなど営業活動を強化。

By 吉田拓史
アドビ、日本語バリアブルフォント「百千鳥」発表  往年のタイポグラフィー技法をデジタルで再現

アドビ、日本語バリアブルフォント「百千鳥」発表 往年のタイポグラフィー技法をデジタルで再現

アドビは4月10日、日本語のバリアブルフォント「百千鳥」を発表した。レトロ調の手書き風フォントで、太さ(ウェイト)の軸に加えて、字幅(ワイズ)の軸を組み込んだ初の日本語バリアブルフォント。近年のレトロブームを汲み、デザイン現場の様々な要望に応えることが期待されている。

By 吉田拓史