ソフトバンクGはMBO再検討もありうる - FT報道
ソフトバンクグループの孫正義会長。 Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクGはMBO再検討もありうる - FT報道

ソフトバンクグループ(SBG)創業者の孫正義は技術複合企業のマネジメントバイアウト(MBO)を再検討する可能性があるとフィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

編集部

ソフトバンクグループ(SBG)創業者の孫正義は技術複合企業のマネジメントバイアウト(MBO)を再検討する可能性があるとフィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた

FTが引用したアナリストや投資家は、ソフトバンクがフォートレス・インベストメント・グループなどの主要事業を売却し、2つのビジョン・ファンドにより集中する準備を進めていることが新たに示された今回の決算を受け、上場する必要性があるのかどうか疑問が生じると述べている。

上場企業としてのSBGの将来についての議論が再燃しているのは、8日に発表された2四半期連続の記録的な赤字に拠る。その主な原因は、世界のハイテク企業のバリュエーションが低下したため、旗艦ファンドのパフォーマンスが低下したことである。投資家は、世界のハイテク株の回復がなければ、SBGは後にビジョン・ファンド・ポートフォリオの非上場部分についてさらなる評価減を強いられる可能性があるとみている。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの絶望
フィンテック企業への投資における新たな失態は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の行く末への懐疑を一層強くさせた。そんなさなか、ファンド創設の立役者が足抜けしようとしている。SVFに復活の望みは残されているのか。

FTによると、SMBC日興証券のアナリスト、菊池悟は8日遅くに発表した投資家向けメモで、英国のチップ設計会社アームの新規上場が完了すれば、SBGは純粋な投資会社であり資金調達手段になると主張し、「遠くない将来、MBOなど会社の形態が変わる可能性があると思う」と述べた。

SBGは2020年にもMBOの手はずを整えていると噂されていた。