中国ネット保険大手Waterdrop、3ヶ月以内に米IPOか
2月18日、中国ネット保険大手のWaterdrop(水滴)は、次の四半期に米国での新規株式公開(IPO)の準備を本格的に進めている。直近の評価額は100億ドル。
2月18日、中国ネット保険大手のWaterdrop(水滴)は、次の四半期に米国での新規株式公開(IPO)の準備を本格的に進めている。直近の評価額は100億ドル。中国・界面ニュースが関係者筋の談話として報じた。
Tencentが出資するWaterdropは、これまでに5回の資金調達ラウンドを経て、全体で約32億元(約520億円)の資金を調達しているという。
具体的には、Waterdropは2016年にエンジェルラウンドで5,000万元(約33億円)、2017年にはシリーズAで1億6,000万元、2019年頃にはシリーズBで約5億人民元、シリーズCで10億人民元の資金調達を受けている。直近の資金調達ラウンドはシリーズDの資金調達で、2020年8月には2億3000万ドル以上の資金を調達している。Dラウンドの資金調達では、Swiss Re GroupとTencentが共にリードし、IDG Capital、Lighting Global、Gaorong Capitalなどの他の投資家がそれに続いた。
昨年7月23日、ブルームバーグは、ウォータードロップが早ければ2020年末までにIPOを完了し、IPO評価額は40億ドルから60億ドルと推定され、20億ドルの評価額でプライマリー市場で2億ドルを調達していると報じていた。
2016年のエンジェルファイナンスの初期段階でのWaterdropの評価額は約3億元であった。IPO計画と市場の評価額の予測が本当ならば、同社の価値は過去5年間で200倍以上になったことになる。
Waterdropの米IPOについての噂は、ブルームバーグが「早くても2020年末までには上場を完了する」と報じた昨年7月から始まっている。当時のIPO評価額は40億ドルから60億ドルと予想されていた。
また、2020年6月末時点で、プラットフォーム全体の独立系有料ユーザー数は3億3,000万人近く、そのうち保険事業の累計対象ユーザー数は1億人を超え、対象世帯数は6,000万世帯近くとなっている。
全体として、インターネット保険の潜在的な利用者と市場規模は徐々に拡大している。 一部のアナリストの報告によると、中国のインターネット保険市場規模は2030年頃に2.5兆元に達し、複利成長率は25%に達するという。
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