WeRide 自律走行ミニバスサービスを提供へ
中国の自律走行車スタートアップであるWeRide社は、今年中にドライバーレスのミニバスサービスを提供しようとしている、と同社関係者が5日、語った。
中国の自律走行車スタートアップであるWeRide社は、今年中にドライバーレスのミニバスサービスを提供しようとしている、と同社関係者が5日、語った。中国共産党傘下のChina Dailyが報じた。
日産の支援を受けている広東省広州市を拠点とするWeRideは、ロボバスがレベル4の自律運転技術を使用しており、人間の安全運転手がいなくてもほとんどの条件で自動運転が可能であることを示していると述べた。
WeRideのハン・シュー最高経営責任者(CEO)は、自動車メーカーのユートングループと共同開発したロボバスは、ハンドル、スロットル、ブレーキがなく、都市部の公道で一度に6~8人の乗客を乗せることができる、と説明した。
このサービスの自律走行は、最後の3~5キロの交通問題を解決することを目指している。シューはロボバスの市場はシェア自転車の市場よりもはるかに大きいとみている。
中国は2019年に自律走行を後押しするための青写真(ブループリント)を発表した。同国は2025年までに「条件付き自律運転が可能な車両の大規模生産と、特定のシナリオでの高レベルの自律走行車の商用化」を実現するとしている。
青写真はさらに次のように述べている。「スマートカーは世界戦略となっており、中国は完全な自動車産業と進化する情報技術でスマートカーを開発する戦略的優位性を持っている」。
昨年3月、工業情報化部は中国で自律走行の分類基準を発表し、自律走行産業を加速させた。商業化を加速させるために、WeRideは今年に入って宇通客車と手を組み、10台の無人ロボットバスを発売し、河南省鄭州市でテストを開始した。広州市と江蘇省南京市でも同様のプロジェクトを開始した。
同社は今年、さらに多くの都市への進出を計画しており、米国のシリコンバレー、中国の北京と上海に研究開発センターを設置している。安徽省安慶市にデータマークアップセンターを設置しており、今年は南京、鄭州、湖北省武漢にも進出する予定だ。
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