シャオミ子会社、ロボタクシー関連特許を取得

中国のスマートフォン大手シャオミの関連会社であるBeijing Pinecone Electronics(北京松果電子)は2月19日、「共有車両をスケジューリングするための方法、装置、および記憶媒体」と題する特許を公開した。

シャオミ子会社、ロボタクシー関連特許を取得

中国のスマートフォン大手シャオミの関連会社であるBeijing Pinecone Electronics(北京松果電子)は2月19日、「共有車両をスケジューリングするための方法、装置、および記憶媒体」と題する特許を公開した。

2020年12月に出願されたこの特許は、共有車両の自律的なスケジューリングを可能にし、共有車両の知能を高めると主張している。共有車両をスケジューリングする方法は、カメラ装置を備え、電動で駆動し、セルフバランス機能を持つ共有車両に適用されるという。

シャオミは車を作ることを決め、シャオミグループの創業者レイ・ジュン自身が戦略的に決定する可能性が高いと中国メディアLatePostが報じていた。

シャオミは現在、スマートフォン業界で世界トップ3に入っているが、同時に世界の携帯電話販売台数の伸びは失速している。

現在、市場で最も人気のある分野は自律走行型電気自動車であり、レイのShunwei Capitalが6年前に投資したNIOの時価総額は856億ドルで、Xiaomiの911億ドルにほぼ匹敵している。

シャオミ子会社が取得した特許:CN112381464A. Image via https://mytrimedia.com/xiaomi-affiliate-gets-patent-on-shared-vehicles/

700円/月の支援

Axionは吉田が2年無給で、1年が高校生アルバイトの賃金で進めている「慈善活動」です。有料購読型アプリへと成長するプランがあります。コーヒー代のご支援をお願いします。個人で投資を検討の方はTwitter(@taxiyoshida)までご連絡ください。

デジタル経済メディアAxionを支援しよう
Axionはテクノロジー×経済の最先端情報を提供する次世代メディアです。経験豊富なプロによる徹底的な調査と分析によって信頼度の高い情報を提供しています。投資家、金融業界人、スタートアップ関係者、テクノロジー企業にお勤めの方、政策立案者が主要読者。運営の持続可能性を担保するため支援を募っています。
Takushi Yoshida is creating writing/journalism | Patreon
Patreon is a membership platform that makes it easy for artists and creators to get paid. Join over 200,000 creators earning salaries from over 6 million monthly patrons.

投げ銭

投げ銭はこちらから。金額を入力してお好きな額をサポートしてください。

Pay Yoshida Takushi using PayPal.Me
Go to paypal.me/axionyoshi and type in the amount. Since it’s PayPal, it’s easy and secure. Don’t have a PayPal account? No worries.

Special thanks to supporters !

Shogo Otani, 林祐輔, 鈴木卓也, Mayumi Nakamura, Kinoco, Masatoshi Yokota, Yohei Onishi, Tomochika Hara, 秋元 善次, Satoshi Takeda, Ken Manabe, Yasuhiro Hatabe, 4383, lostworld, ogawaa1218, txpyr12, shimon8470, tokyo_h, kkawakami, nakamatchy, wslash, TS, ikebukurou, 太郎, bantou, ysh_tmk, katsuyukitanaka.

Read more

OpenAI、法人向け拡大を企図 日本支社開設を発表

OpenAI、法人向け拡大を企図 日本支社開設を発表

OpenAIは東京オフィスで、日本での採用、法人セールス、カスタマーサポートなどを順次開始する予定。日本企業向けに最適化されたGPT-4カスタムモデルの提供を見込む。日本での拠点設立は、政官の積極的な姿勢や法体系が寄与した可能性がある。OpenAIは法人顧客の獲得に注力しており、世界各地で大手企業向けにイベントを開催するなど営業活動を強化。

By 吉田拓史
アドビ、日本語バリアブルフォント「百千鳥」発表  往年のタイポグラフィー技法をデジタルで再現

アドビ、日本語バリアブルフォント「百千鳥」発表 往年のタイポグラフィー技法をデジタルで再現

アドビは4月10日、日本語のバリアブルフォント「百千鳥」を発表した。レトロ調の手書き風フォントで、太さ(ウェイト)の軸に加えて、字幅(ワイズ)の軸を組み込んだ初の日本語バリアブルフォント。近年のレトロブームを汲み、デザイン現場の様々な要望に応えることが期待されている。

By 吉田拓史