日銀は国債利回りの上限を守るのをやめるべき
日銀の黒田東彦総裁。出典:ブルームバーグ

日銀は国債利回りの上限を守るのをやめるべき

エコノミスト(英国)
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海上での難しい操縦の途中で舵取りを交代するのは、危険なことだ。しかし、日本ではそれが起きている。日本銀行が2007年以来の金融引き締めに踏み切る準備を進めている中、政府は近く黒田東彦総裁の後任を提案する予定だ。12月、インフレと投機圧力が高まる中、日銀は10年国債利回りの上限を0.25%から0.5%に引き上げた。次の総裁はさらに上限を引き上げるか、イールドカーブ・コントロール(YCC)と呼ばれるこの政策を放棄すると予想されている。

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